墓石への彫刻には碑として後世に情報を伝えるという大切な役割がございます。
彫刻文字には、「正面文字」・「建立者名と建立年月」・「埋葬者名」・「家紋」の4つが一般的です。
そして正面文字には「〇〇家之墓」や仏教では名号、神道では「〇〇家奥津城」などを刻むことが多いです。
また以前「苗字にこだわらないお墓」のブログでお伝えさせて頂いたように、洋墓を中心に家族が大事にしてきた言葉や家族を象徴する言葉などを選ばれる方も増えています。
手書き文字
さて、その文字ですが、最近はパソコンで出力する所も多いとお聞きします。
しかし、成和は手書き文字に強いこだわりを持っています。お客様とお打ち合わせさせて頂いた文字を専門の書家に一文字一文字丁寧に書いて頂いています。手書きの文字から彫ると、やはり力強くバランスの良いものが出来上がります。
書家に書いて頂いた名号です。
それを実際に彫刻したお石碑です。
こちらは「幸」という言葉をお選びになられました。
お石碑には、桜のイラスト彫刻と組み合わせられました。
建立後にご確認頂いたお客様には、「とても読みやすくて良かった」や「味わい深い文字ですね」などのご感想を頂いています。
成和では、お客様の想いのこもった文字を丁寧に扱いお石碑に仕上げてまいります。
お墓の事でご相談がございましたら文字の事でも、他のどのような事でもお気軽にお問い合わせ下さいませ。