お墓の「お引越し」その2

 前回に引き続いてお墓のお引越しのお話ですが、今回は「墓石自体のお引越し=移設」について少しお話しさせて頂きます。

 公営墓地以外の民営墓地・寺院墓地では、この「移設」を受け付けてもらえない墓地も多々ありますが、成和が責任管理する「さとやま浄苑」「ならやま浄苑」「はにゅうの霊園」「そよかぜ霊園」では、広く移設を受け入れています。思い入れのある墓石をそのままご自宅の近くにお移しし、いつでも気軽にお墓参りができるというのは、ご先祖供養として何よりのことと思います。

移設前

      (移設前)

         

移設後

      (移設後)

 皆様が移設のことをお考えになった際、まず「いろいろややこしそう」だということで二の足を踏まれる方も多いようです。確かに細かく挙げればいろんな手順がありますが、それをきっちり一つ一つ実行することを考えるよりも、まずは「移設するとしたらどれぐらい費用がかかるのかな?あとのことは石屋に相談してみよう」ぐらいの気楽な感じで考えて頂ければよろしいかと思います。その費用がご予算に合えば、あとの段取りなどはケースによって変わりますので、それぞれに応じた詳細のご説明とほとんどの工程につきましては我々成和にどうぞお任せ下さいませ。

移設のお見積りをする上で教えて頂きたいのは3つだけです

 ①持ってきたい墓石(及び霊標などの付属品)の大きさ、②墓地の管理者、③お墓の場所、以上3点です。

 ①ですが、区画にそのお墓が入るかどうか判定するために必要です。計って頂く場所は、墓石(及び霊標などの付属品)の地面に接地している部分の幅と奥行きだけでとりあえずは結構です。お写真があるとイメージしやすいので、非常に助かります。

 ②は、墓地によっては指定石材店があり、当社が解体工事に入れない場合があるため確認が必要です。市営墓地や地元共同墓地ならまず大丈夫ですが、寺院墓地や民営墓地ではその可能性があります。仕方なく当社で作業できない場合は、先方様とどこで受け渡しするかなどの打合せをします。

 ③は、当社で作業が出来る場合、地図などで墓地の場所を教えて頂き、また、墓地の入り口からお墓の位置までがどんな状況なのかお聞かせ頂ければと思います。これもお写真があると助かります。

 以上を教えて頂ければ、当方の霊園ではどの広さの区画から施工可能なのかご提案させて頂き、お好みに合う区画をご選択頂いた後、お見積りを作成致します。また、当社が施工できる墓地で、かつ近畿圏内であれば、当社スタッフが直接現地調査することも可能ですので、墓石の計測もお任せ頂いて結構です。遠隔地であれば、以上のお聞かせ頂いた情報で概算見積りを致します。

 あとは、ご契約→先方墓地管理者との打合せ→お寺様によるお墓のお正念抜き(閉眼供養)→慎重な解体工事→丁寧な運搬→当方の墓地での入念な組み立て工事、などといったような一連の作業になりますが、これらにつきましてはそれぞれのケースに応じて対処の仕方が異なりますので、創業明治32年経験豊富な我々成和にお任せ下さいませ。

 移設に関することを全て説明しきれたわけでもありませんので、まだまだご不明な点もあろうかとは思いますが、とにかくまずは我々成和にご相談してみて下さい。一件でも多くご先祖供養のお手伝いができれば我々もうれしく思いますので、ぜひともお気軽にご相談頂けますようお願い申し上げます。

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