先日、奈良県磯城郡三宅町のお寺様から、さとやま浄苑へお墓を改葬されるお施主様のお石碑の解体工事をしてまいりました。
歴史のある境内墓地としては珍しく、お石碑が整然と並んでいます。
ただ、機械等は入れないので、本日の工事はすべて人力での解体で手運びとなります。
工事を進め、仏石、上台、下台と順調に進み、次は巻石や基礎部の撤去となったのですが、今回はベタ基礎といい、区画内の全面に基礎が施してありました。
コンクリートの厚みが20cmはあり、鉄筋も入っておりなかなか撤去が進みません。
通常、お墓の基礎にここまで硬固なものはしないので、お施主様に聞くと、そういえば地盤が動いて巻石がずれたので基礎からやり直したとの事でした。
(分かりにくいかもしれませんが、基礎の厚みが20cm以上あります)
その後、ご住職から「基礎をきちんとしてもお石碑が傾いたり、巻石が動いたりするがどうすれば良いのか?」と、ご質問がありました。
お墓の傾きに対して、基礎は確かに大事なのですが、もうひとつ大事なものが基礎の下の部分です。いかに基礎をきちんと施してもその下の地盤が軟弱だとお墓は基礎ごと傾きます。
成和の霊園では基礎だけではなく、その下の路盤、路床まで丁寧に締固め、頑丈な地盤を造成しています。お石碑の傾きに対しても永代保証をお約束しているのは皆様にとってのご安心に繋がると思っております。
(工事は何とか無事終了しました)
石材店 成和は、お墓じまいの経験も豊富です。わからないことや不安なこともお客様が安心されるまで丁寧にご案内いたします。
もしお墓のことでお悩みの方は、お気軽にご相談下さい。